生き物日記

飼っているカエルやヤモリやトカゲの飼育日記メインですがたまにゲームとか映画の話もしそう。

ヤドクガエルを飼うまで 前編

おはこんばんちは。ふかぽんです。

今日は私がヤドクガエルを飼い始めた経緯について書きたいと思います...

というか、2週間ほど前からミイロヤドクガエルを飼い始めましたことをここでご報告致します...やってしまいました...

 

f:id:fukaponta:20191105184220j:image

ちっっちゃい!😭写真だと分かりづらいですが、小指の爪ぐらいのサイズです。とても小さきいのちです...

f:id:fukaponta:20191105184238j:image

 

現在こちらの水槽で5匹‼︎飼っています。

 

ヤドクガエルといえば飼育難易度がめちゃくちゃ高いイメージを持っていました。その小ささゆえに極小の生きた餌しか食べれない...環境を飼う生き物の中では相当温度湿度に気を使わなければならない。グラム単価がめちゃ高い... ケージは特殊なものを使わなければならない...

えええ縛りが!多い!私には無理やろ!と思っていました。そう...キイロショウジョウバエを殖やすまでは...

 

しかし、本などを読むと小さい分そこまで大きくないスペースでも終生飼育、複数飼育が可能、繁殖も狙えて産卵数が多くても20ほどなので、増えても個人が飼い切れる数である(国産のカエルは4桁クラスの卵を産むみたいです...)鳴き声、見た目が美しく鑑賞に最適、ヨーロッパ(ドイツやオランダ)ではブリードが盛んに行われ日本にも輸入されているし、国内でもブリードされている。と、小ささゆえに日本の住宅事情にもマッチしている面や、入手も比較的簡単な一面もあるんですよね。

感覚としては熱帯魚を飼う感じに近いそうです。(私は熱帯魚は飼ったことはありませんが...)

 

遡ること一ヶ月前、神戸のぶりくらでアサギマルメヤモリを買った際に、餌用にキイロショウジョウバエを分けてもらったのが全ての始まりでした。「ショウジョウバエ使えるようになったら飼育の幅めっちゃ広がるよ!」

詳しくはこちらの記事に書いてます↓

2019/10/17/164301

 

その言葉に取り憑かれたように、ぶりくらから一ヶ月間私は培地を作り続け、ショウジョウバエは増えに増え、最初は1カップだったのが20カップほどになってました。正直赤ちゃんヤモリ2匹が食べ切れる量じゃありません😭他に食べてくれる生き物が飼いたい...という欲求が高まっていきました。

 

あとぶりくらの記事にも書きましたが、生で見たマダラヤドクガエルがあまりにも綺麗で、ホゲーッとヤドクガエルの美しさに感動してしまったんですよね。

 

とりあえずまずはヤドクガエルについて勉強してみようと思いました。以下買った本です。

 

パルダリウムで楽しむヤドクガエル (アクアライフの本) https://www.amazon.co.jp/dp/4904837592/ref=cm_sw_r_cp_api_i_CZtWDb8XC1AD4

 

ヤドクガエルをブリードしたりコレクションしてる人のお宅訪問の項が充実してました。ヤドクのケースをズラッと並べて鑑賞する姿はまさに貴族...これは応用向けの本だなと思います。

 

 

ヤドクガエル―爬虫・両生類パーフェクトガイド https://www.amazon.co.jp/dp/4416711166/ref=cm_sw_r_cp_api_i_s0tWDb0SZK5BH

 

日本のカエル飼育の第一人者である松園純一さんによる本。さすが!と言わんばかりの種類数です。商業ルートには乗らない、中南米の森林まで行かないと見られないようなカエルも載っていてヤドクガエルへの愛を感じました...ヤドクガエルのバイブルですねこれは。

 

 

密林の宝石 ヤドクガエル―育て方・楽しみ方・その魅力 https://www.amazon.co.jp/dp/4862130798/ref=cm_sw_r_cp_api_i_W0tWDbEG78P3N

 

3冊の中で一番わかりやすく、初心者向けの基礎の基礎が書かれててとても勉強になりました。レイアウトの作例も最低限のもので、ど素人としては助かるー!て感じでした。(色々な植物が植えられたパルダリウムは綺麗ですが、素人には何がどうなってるのかわけわからんのです...)これからヤドクを始める人は必読の本だと思います。

 

はい、こんな感じで云々と唸りながら勉強し、大体飼ってみたい種類を絞っていきました...マダラヤドクガエル、バリアビリスヤドクガエル、バンゾリーニヤドクガエル、そしてミイロヤドクガエル(みんな綺麗で可愛いのでググってみてね)

 

ミイロヤドクガエルは最初の3種とは属が異なるのですが、鳴き声がめちゃめちゃ美しいのと、舌を伸ばしてではなく、パクッと餌を食べるスタイルなので、比較的大きな餌でも食べられるという点に魅力を感じました。

 

ヤドクガエルを扱っている店舗にも足を運んでみました。爬虫類倶楽部はマダラとミステリオサス(すごく高い)がいたのですが、隠れがちなのと大きさが小さくてなんともな〜て感じでした。

松園さんが開いている西葛西のワイルドスカイにも訪ね、「初心者でも飼えるヤドクはなんでしょうか...専用のパルダリウムケージでなくても飼えるのでしょうか...」と聞いてみたり...ヤドクは飼い方にそこまで差は無いから値段が可愛い(お安い)マダラがオススメ!鳴き声はミイロが一番!ヤドクはプラケでも飼えますよと教えていただいたり...ワイルドスカイさん、ありがとうございました。(その日はトリニドショウジョウバエを買って帰りました)

なるほどな!なるほどな〜!と情報を集めながら遂に、国産ガエル→ホオコケツノガエルに使ってたレプテリアクリアに虚無レイアウトを作ってしまいました。

このブログ参照→2019/10/22/195625

f:id:fukaponta:20191105183919j:image

あとはカエルを入れるだけ...

 

ヤドクガエルへの情熱が止まらねえ!後半へ続く